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長時間の動画撮影に適したカメラは?

長時間の動画撮影を行う際には、適切なビデオカメラの選択が重要です。写真も撮れる一眼系のカメラから動画用のカメラには様々な種類があり、それぞれ特長があります。以下では、長時間の動画撮影に適したビデオカメラの種類とその理由、また向かないビデオカメラについてみていきましょう。

長時間動画撮影に最も適したビデオカメラの種類と理由

1. 業務用ビデオカメラ


業務用ビデオカメラは、高い画質と安定した撮影ができることが特長です。長時間の撮影にも耐えうるバッテリー持続時間や、大容量のメモリーカードに対応しているものが多く、また多彩なオプション機能が付いていることが多いため、様々な撮影シーンに対応できます。サイズは大き目となってしまっていますが、テレビなどでも多様される所以としては、高い安定性によるところが大きいです。

 

2. シネマカメラ

レンズ交換式の動画撮影専用のビデオカメラです。特徴としては、センサーサイズが大きい分、よりボケを美しく表現できます。ただし、すべての被写体をクッキリと映したい際には、F値をより大きくして絞り込む必要があります。こちらも長時間使用においても安定性が非常に高いのではないでしょうか。

 

長時間動画撮影に条件付きで適したビデオカメラの種類と理由

 

1. 一眼レフカメラ(DSLR)


一眼レフカメラは、高い画質と豊かな表現力が魅力的です。ビデオ機能があるものは、フルHD以上の高画質で撮影ができ、また交換レンズを使用することができるため、撮影シーンに合わせてレンズを変更することができます。また、手ブレ補正機能も充実しているため、長時間の撮影ができます。ただし、バッテリーの持ちに関していうと業務用カメラほどではないので、長くても数時間までの撮影となることが多いです。自身が使っているカメラ・バッテリーをしっかりと調べて撮影を行わないと撮影事故となってしまう可能性もあります。また、カメラによっては撮影時間制限もある場合があるので、条件付きで長時間撮影ができるということが言えます。

 

2. ミラーレスカメラ


ミラーレスカメラも、高い画質と表現力が魅力的です。ビデオ機能があるものは、4K以上の高画質で撮影ができるものが多く、また小型であるため持ち運びやすいです。ただし、上記に記載した一眼レフカメラでの問題点もあるため、長時間撮影には、注意してでの使用が必要となります。小型な分、バッテリーや熱暴走のリスクも兼ね備えています。

 

向かないビデオカメラ

1. スマートフォンカメラ

スマートフォンのカメラは日常的な写真撮影には十分な性能を持っていますが、長時間の動画撮影には向きません。特に高温時など、スマートフォンの温度が上昇すると、性能が低下してしまうため、長時間動画撮影には不向きです。長くても20分から30分までと考えるのが無難でしょう。どうしても長い撮影が必要な際には途中で一度、区切って、スマホを休ませてから撮影再開するなどという手もあります。

2. コンパクトデジタルカメラ

コンパクトデジタルカメラは手軽に持ち運びができることが特徴ですが、長時間の動画撮影には向きません。コンパクトデジタルカメラは主に静止画撮影に特化しており、動画撮影機能はあくまでもオマケ程度のものがほとんどです。また、コンパクトデジタルカメラは、長時間の撮影にはバッテリーが持たず、さらにはオーディオ入力機能が搭載されていないことが多いため、音声にこだわった撮影には向きません。

3. ウェブカメラ

ウェブカメラは、主にビデオ通話やライブ配信に使用されることが多いですが、長時間の動画撮影には向きません。ウェブカメラは、画質や音声の品質が低く、撮影機能が限定的であるため、プロの映像制作には不向きです。ただし、あくまでパソコンから会話を記録したいだけという目的の元では長時間撮影をしても良いかもしれませんね!

まとめ

長時間の動画撮影に向いたビデオカメラには、様々な種類があります。一方で、向かないビデオカメラも存在するため、用途や撮影スタイルに合わせて選ぶことが大切です。ビデオカメラ選びの際には、画質、音声、バッテリー、安定性など、様々な要素を考慮する必要があります。機能が高くなれば価格も上がりますので、将来こんなことをやるために無理してカメラ選びするよりも、今、最大限に活用できるだろうカメラを選ぶ方が良いと思います。ぜひ、自分に合った相棒を見つけてみてくださいね!

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