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映像制作時に照明は本当に必要
映像制作
投稿日:2019/08/16 最終更新日:2020/10/14
さあ映像制作を始めよう!そんなときに今照明が本当に必要なのかをみていきましょう。
カメラの画質は日々向上中
最近では、暗い中でも比較的明るく撮影することができるカメラが増えました。これまでに撮影が不可能なシーンでも撮影することができるようになり、カメラの性能による制限は徐々に少なくなってきています。暗いところでも十分撮影できるのなら照明は要らないのではという疑問が浮かんできます。
人間の目とカメラの違い
人間の目は存在するすべてのカメラよりも優れているということは以前のブログで触れました。昔のフィルムカメラは、現在のビデオカメラよりも多くの光を記録することができます。ビデオカメラは確か人間の見る光の2,3割程度の光しか記録できません。フィルムの場合はだいたい人間が見る光の5割くらいを記録できます。何が言いたいかというと人が見てここは明るいから撮影に適していると思っていたとしても、その明るさがカメラにとっては実は少し暗いということがあるということです。デジタルカメラはISOを上げることによって無理くり映像の明るさを上げることができますが、ノイズが出る関係で少しでも映像クオリティを向上させるにはオススメできません。
人間の目とカメラの違い その2
人間の目がふたつある理由は、モノとの距離を正確に認識すること。カメラはだいたいのものがひとつのレンズしかありません。それは、カメラで撮られた映像が立体感を表現するのが苦手であることを意味します。どうしても映像や写真にするとものが平面的に見えるというのはそういった理由です。そこで照明が登場するのです。
照明は明るさを補強するためのものだけではなかった
照明は一般的3灯あれば良いとされています。今後のブログもしくは動画で詳しく説明したいと思いますが、3つの照明が映像の基本です。これらの位置を工夫することによって被写体に立体感を加えることができます。それにより、被写体が背景から切り離され映像を見ている人もこの被写体に集中せざるを得ないシチュエーションを作ることが可能になります。映像を作る上での視線誘導は非常に重要です。映像の中の見るべきポイントはこれですよ、と見る側に伝える。その努力がないと撮りたいものをただ撮るという受け手を考えていない映像もしくは愛のない映像になってしまいます。そういった映像は、見ているときに特つまらないと感じてしまうことでしょう。照明は、被写体に立体感を与え、映像の意味合いも左右することができる要素なんです。
照明を導入したい・・・でも何もわからない方へ
初めて照明を使うときにどこに設置すれば良いか?非常に悩ましい部分かと思います。何もわからない方でこれだけ知っていればというポイントは・・・45度の入射角で被写体に光を当てるです。斜め45度から入る光は何かと被写体を演出するのに便利でしょう。被写体にまっすぐ光を当てるのではなくちょっと工夫する。何度もテストする。これが大事です。
どうしてもテキストベースだと伝えられるのはここまでという感じですが、今後は動画ブログというものも増やしていくつもりですので、そちらをお待ちください。
不明点あればお気軽にお問い合わせください。
それでは次のブログでお会いしましょう。
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