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映像における音声録音ーあなたは見過ごしていませんか。

綺麗な映像はスマホでも一眼レフカメラでも撮れる!音声は?まあいっかとなっていませんか?

駆け出しカメラマンに多い音声録音問題

綺麗な映像が撮れた!よし、編集してみよう!と編集室に入ったときに、

・音声が入っていなかった

・ノイズが多い

・声が小さい

という問題に一度は直面したことがある人多いかと思います。なんでこうなるんだという頭を悩ませる人が多いですが、その悩む作業を撮影現場で行っていれば、もっと小さな悩みにすることができたでしょう。映像自体は目で見て確認できるけれど、音の世界は目に見えないもの。そんな見えない音を見る!ということが撮影現場では必要になります。

ビルドインマイクの限界とできること

すべてのカメラに言えることですが、まずカメラ内部に入っているマイクで完璧なものなんてないと思ってください。と極端な発言をしてしまいましたが、実は撮影中はカメラ自体がノイズを出しています。業務用のカメラによっては、あからさまにウィーンとファンの音が大きくなったりします。(一昔前のカメラに多いかも・・)

ですので、カメラに内蔵マイクで録音するというのは最終手段で、なるべく外部マイクをしましょう。

ただし、どうしても映像カメラで音声だけ録音しなくてはいけないときはカメラから10センチほど離れた場所から喋り声だけ録音するというインディーズな手段もありますが、それであれば場合によってはスマホの録音機能の方が音質が良い場合があります苦笑

良い音声録音をするために

今回は、録音方法までの深く触れることはできないのですが、少しでも良い撮影と録音をするために、必ずこれから撮影するシチュエーションでテスト収録してみてください。良い映像を撮るためには、ものをしっかりと見る力が必要となります。何が美しいかどうかの判断ができなくて良いものは撮れません。音声にも同じことが言えます。まずはカメラにイヤホンなどを付けて音を聞いてみてください。ノイズが入っていたらそのノイズの原因が冷蔵庫か?声が小さい場合は、マイクが遠くないか?話している被写体の声が小さすぎないか?などの原因を探りつつ、カメラやマイクの位置を調整してみてください。

ぱっとカメラやマイクを置いた位置で撮影を始めてしまう人がいますが、それって映像撮影における判断を放棄していることのようにも思えます。広いスペースがあったとして、映像としてどう遊べるか。けれども音声としては、しっかりと収録できるか。そういったすべての要素が合わさってひとつの映像となるので、どれだけ現場で集中できるかが大事になってきます。

もし、ガンマイクなどを使用する際は映像に写らないぎりぎりのところに置くなどありますが、映像を確認しつつマイクの位置を考える必要もあります。

・自分がこれから収録するのは、室内か、室外か

・インタビュー撮影なのか、コンサートなどの撮影なのか

それぞれのシチュエーションに合ったマイク選びが大事ですので、これから録音したいものに適切なマイク選びを行うことも重要になるかと思います。

まとめー映像における音声の立ち位置

映像において音声は切っても切れない存在。映像の撮影だけでも大変なのに音声の録音まで大変だ!とならずにぜひその工程において、サウンドデザインの面白さを知っていただければと思います。

自ら作ったもので自分が感動できるとき、必ずその感動は人に伝わるものとなっていることでしょう。見えない音の世界にもぜひ飛び込んでみてください。

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