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Affinityシリーズって知ってる?写真編集・グラフィックデザイン・DTPなど

海外のSerif社が提供しているAffinity(アフィニティ)シリーズが今ちまたで話題になってきている!?

Affinityって何

Affinity ウェブサイト

Affinityのソフトウェアシリーズを提供しているSerif社はAdobeのライバル会社に当たります。まだ、規模はそこまで大きくないようですが、日本国内でも少しずつ知名度を上げてきています。日本のインフルエンサーが使うと大きく波及するかもしれませんが、今のところこれを使っている事を公言している有名クリエーターの方はまだ日本にいないかと思います。

Affinityシリーズには、3本のソフトウェアが存在します。それぞれ定価が6000円でだいたいの期間でセールを行っているので、その時には、各3000円くらいで購入できます。その3つのソフトウェアは、

  1. Affinity Photo
  2. Affinity Designer
  3. Affinity Publisher

上記の3ソフトウェアとなります。

 

Affinity Photo(アフィニティフォト)の特徴は

RAW現像及び写真編集ソフトウェアです。基本のRAW現像機能もしっかりと搭載しているので、RAW現像後の写真をそのまま、バナー作成用にテキストを入れて、デザイン化することもできます。AdobeでいうLightroomよりかは、Photoshopに近いソフトウェアとも言えるでしょう。グラフィックデザインもできますが、あくまで、写真をベースにデザインする方が向いているかもしれません。ちなみにこのソフトウェアでウェブデザインもすることもできます。

Affinity Designer(アフィニティーデザイナー)の特徴は

グラフィックデザイン能力に特化したソフトウェアです。図形などのベクター編集・やピクセルベース(写真など)のラスター編集の両方ができるところが魅力です。機能が多く1日で全て覚えることはほぼ不可能だと思いますので、まずは自分が使う機能を中心に覚えるのも一つの手だと思います。

Affinity Publisher(アフィニティーパブリッシャー)の特徴は

DTP(デスクトップパブリッシング)に特化したソフトウェアです。雑誌デザインなどもできますが、お洒落なPDFファイルもデザインできるのが良いです。操作性は、Affinity Designerに似ている部分があります。それプラス紙面デザインを意識した機能も充実しています。AdobeのIndesignがこのソフトウェアのライバルとも言えるでしょう。

Affinityを選ぶメリットは?

まずは、価格が安いということでしょう。割り引き時であれば、全てのソフトウェアを合わせても1万円弱とお財布に優しいお値段になっています。また、各Affinityソフトウェア間での連携機能もあるので、複数のAffinityソフトウェアを所持していれば、それぞれのソフトウェアの有利な点を活かした編集ができることかと思います。

Affinityを選ぶデメリットは?

おそらく映像ソフトウェアとの連携部分だと思います。Adobe After EffectsとAdobe Illustratorの連携機能は素晴らしいと思います。After Effectsに組み込んだ素材であっても、途中でIllustratorに戻ってパーツの修正ができる点などは素晴らしいです。After Effectsで読み込みが終わったIllustratorファイルでの新規レイヤーの追加に関しては、Adobeもワークフローの改善が必要な気もしますが・・

Affinityの総評

私の場合ですとユーザーの操作を考慮したインターフェイスは、他のソフトウェアにはない革新的なものだと感じました。まだまだ、成長過程のソフトウェアですが、一般ユーザーのための機能は、ほぼ全て揃っている良ソフトウェアです。今後、さらなる進化を遂げれば、写真・グラフィック業界に新たな風を吹かせてくれるかもしれません。

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